クリニックにCTを導入したワケ
今回はCTについてお伝えします。
僕が開業を決めた際に、まず考えたことが「必ずCTを導入したい」ということです。
大きな病院にはCTはごく当たり前のように存在しますが、CTのあるクリニックは珍しいと思います。
肺がんの早期発見を目指す
CTのメリットの1つが「肺がんの早期発見につながる」ということです。
日本人の2人に1人が“がん”になると言われる時代で、肺がんの患者数は年々増加しています。
また、肺がんはすべてのがんの中で最も死亡者数の多い“がん”でもあります。
レントゲンの10倍の発見率
検診で一般的に行われる胸部レントゲン検査では小さな病変の発見が難しいことがあります。
一方、CTは小さな病変でも発見でき早期治療につなげることが可能となります。
CTによる肺がんの発見率はレントゲンの10倍程度とされています。
特に「喫煙されている方」や「肺がんの家族歴がある方」など肺がんのリスクが高い方は、定期的なCT検査が肺がんの早期発見につながると考えられています。
”死亡率の高い肺がん”だからこそ
現在は検診で異常が見つかって初めてCT検査を受けることが多いのが実情だと思います。
しかし、“死亡率の高い肺がん”だからこそ早期に対応することが重要です。
大きな病院でCTを受ける場合、事前予約や結果説明のための再受診が必要なことも多く、敷居が高い印象を持たれる方も多いのではないでしょうか。
気軽にCTを受けられるように
そこで僕は“もっと気軽にCT検査を受けられる環境をつくりたい”と考え、あえてクリニックにCTを導入することにしました。
当院では、クリニックの特性を生かし即日検査から結果説明まで行うことができます(予約不要で当日受付も可能です)。
また当院のCTは最新の技術を搭載し最大75%の被ばく低減効果を持つため、より被ばくの少ない検査が可能となっております。
『西条すこやか内科』は、呼吸器内科のクリニックとして肺がんの早期発見・早期治療にこだわり続けます!
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東広島市西条町助実の呼吸器専門クリニック『西条すこやか内科』は、肺がんの早期発見・早期治療を目指します!ご興味がある方はお気軽にご相談ください。
西条すこやか内科
院長 奥本 穣(呼吸器専門医・肺がんCT検診認定医)