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かぜ・急性気管支炎ー かぜだからといって油断禁物です ー

かぜ・急性気管支炎はウイルスが原因で発症することが多い病気です。「かぜくらいで受診してもいいの?」と遠慮される患者様もおられますが、まったく問題ありません。“かぜだと思っていたら実は肺炎だった”ということもありますし、かぜであっても症状を楽にする薬を飲むことで回復までの期間を早めることができます。体調が悪いときは、いつでも当院にご相談ください。

「かぜ」と「急性気管支炎」

炎症を起こす範囲が違います。
「かぜ」はウイルスなどの感染により上気道(鼻~のど)までの炎症を起こす病気です。
一方、その炎症がさらに下気道(気管・気管支)まで及んだ場合を「急性気管支炎」と呼びます。

かぜ(鼻〜のどの炎症)・急性気管支炎(気管や気管支まで炎症が及ぶ)

症状

かぜの代表的な症状は、発熱・鼻水・くしゃみ・のどの痛み・咳です。
一方、急性気管支炎は咳や痰が中心となります(ただし、急性気管支炎はかぜから始まることが多いので、鼻水・のどの痛みなどのかぜ症状を伴っていることもよくあります)。

感染後咳嗽とは?

時折、かぜや急性気管支炎を起こした後に咳だけが続く方がおられます。そうしたケースでは、気道感染により咳を起こす神経が過敏になる「感染後咳嗽」という病気のことがあります。感染後咳嗽は、少しずつ症状が良くなり1~2ヶ月以内には治ることが多いので、咳止めなどで経過をみることが多いです。

原因ウイルスが原因のことが大半です

かぜ・急性気管支炎ともに原因の多くはウイルスですが、まれに細菌が原因となることもあります。
一般的には、黄色~緑色のネバネバした痰がたくさん出るときは細菌が原因である可能性も考えます。

検査・診断

症状や身体所見から診断をおこなうことが多いです。しかし、発熱が長引く場合や症状が強い場合など、肺炎の合併が疑われるときは血液検査や胸部レントゲン・胸部CTを適宜提案させていただきます。当院はCTまで完備しており、そのような場合でも迅速な対応が可能ですのでご安心ください。

治療抗生物質は要らないことが多いです

  • 基本の治療

    治療の基本は、咳止めや痰切り薬、熱冷ましなどの症状を和らげる薬を使って身体を楽にして、病気が自然に治るのを手助けしてあげること(いわゆる対症療法)になります。身体を温め、水分をよく摂取し、睡眠をしっかり取ることも早く治すために重要です。

  • 抗生物質の使いどころ

    かぜ・急性気管支炎ともにウイルスが原因であることが多いため、ウイルスに効果のない抗生物質は一般的には不要です。「かぜをひいたので抗生物質をください」と来院される患者様も時々おられますが、基本的に抗生物質は必要ありません。
    しかし、なかには抗生物質が必要なケース(マイコプラズマや百日咳など)もありますので、その場合は適切な抗生物質を処方させていただきます。

いつでもご相談ください!

“かぜだと思っていたら実は肺炎だった”ということもありますし、かぜであっても症状を楽にする薬を飲むことで回復までの期間を早めることができます。ご高齢の方は“かぜをこじらせて肺炎になる”こともありますので、かぜだからといって決して油断はできません。

「かぜくらいで受診してもいいの?」と遠慮される患者様もおられますが、まったく気にする必要はありません!体調が悪いときは、いつでも当院にご相談ください。

西条すこやか内科から皆様へ

私は抗菌化学療法認定医・インフェクションコントロールドクター(感染制御医)として抗生物質の適正使用(まず抗生物質が必要かどうかをしっかりと見極め、必要な場合は適切な抗生物質をきちんと処方すること)に長年取り組んできました。

かぜ・急性気管支炎はウイルスが原因であることが多く、基本的に抗生物質を飲む必要のない病気です。抗生物質を必要のないときに繰り返し飲んでいると、耐性菌(通常の抗生物質では効かない細菌)が出現するリスクにもなります。将来、抗生物質が“本当に必要な”病気になったとき、耐性菌が出現していると治療がとても難しくなってしまいます。

呼吸器内科医として肺炎の診療で「耐性菌の恐ろしさ」を肌で感じてきたからこそ、当院は患者様の将来も考え、抗生物質の適正使用を心掛けてまいります。

「かぜくらいで受診してもいいの?」なんて遠慮は一切不要です。『西条すこやか内科』は“何でも気軽に相談できる垣根の低いクリニック”です。体調が悪いときは、いつでも当院にご相談ください。