中国新聞に再び掲載（HPVワクチン）

嬉しい出来事がありました！

本日8月24日の中国新聞『広場』欄に僕の投稿が掲載されたのです。

6月21日に続いて、今回で2回目の掲載となります。

以下が掲載された文面です。

私は10～20歳代の女性患者に対し確認する事項がある。それは子宮頸がんワクチン（HPVワクチン）の接種歴である。

本年度でHPVワクチンの接種機会を逃した世代を対象とした無料の「キャッチアップ接種」が終了する。ワクチンは3回の接種が必要で、計6ヵ月を要する。期間内に終えるためには、遅くとも9月末までに1回目の接種を終える必要がある。いわば、あと1ヶ月がラストチャンスだ。

しかし、周知不足もあり接種率は低いままだ。厚労省の調査でも対象者の半数が「キャッチアップ接種を知らなかった」と回答している。そこで対象年齢の患者が受診した際、キャッチアップ接種について説明する取り組みを始めた。実際に始めると「いつか打とうと思っていたが、機会がなかった」という声も多い。

ワクチンには副反応もあるため、ワクチンの有効性とリスクを説明した上で接種の判断はおのおのに委ねている。医療者として正確な情報を伝えるべく、今後も取り組みを続けていこうと思っている。

当院でも、子宮頸がんワクチン（HPVワクチン）の接種をおこなっております。お気軽に当院までお問い合わせください。特に「キャッチアップ接種」の対象の患者様は、期限が近づいているため早めの接種をご検討ください。

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西条すこやか内科
院長　奥本　穣（呼吸器専門医・総合内科専門医）