電子カルテ

2024年4月の開業に向け着々と準備を進めております。
今回は電子カルテについてお話ししたいと思います。

電子カルテと紙カルテ

僕がこれまで常勤医としてお世話になった病院はいずれも電子カルテでした。
しかし、お手伝いで行った病院には紙カルテの病院も多くありました。

電子カルテと紙カルテ、それぞれメリット・デメリットがあります。

電子カルテと紙カルテを比べたとき、個人的には電子カルテが好みです。
なぜなら、業務の効率が格段に良くなるからです。

紙カルテの場合、カルテの現物が目の前にないと患者様の情報を調べることが出来ないので、まずカルテを探すという“ひと手間”が加わります。また他の医師が書いた文字が難解で、”解読”に時間がかかることもよくあります。

電子カルテでは少し初期費用がかかるものの、そういった問題がなくなり業務効率がアップします。

ただし、紙カルテには紙カルテなりの良さがあり、例えば皮膚科など患部の絵を書くことが多い診療科では、紙カルテのほうが簡単に絵を描けるため紙カルテをあえて続けている病院もあります。

電子カルテ業者さんと面談

僕は当初から電子カルテを導入する予定でしたので、先日複数の電子カルテ業者さんと面談し実際にデモンストレーションもしていただきました。どのカルテも業務効率が良くなるような様々な工夫がなされており感心しました。

最も大切にした点

僕が電子カルテを選ぶ上で最も重要視したのが“サービス”です。

カルテは「患者様の診療情報を病院のスタッフ全員が共有するためのツール」です。

僕自身は電子カルテの操作にある程度慣れているので、どの電子カルテでも問題なく対応できるかもしれません。
しかし、カルテを扱うのは僕だけではなく看護師さんや医療事務さんも扱います。なかには電子カルテの扱いにあまり慣れていない方もいるかもしれません。

そのため、電子カルテを選ぶ際は「開業前の研修期間中に使用法のレクチャーをしっかりしていただけること」と「開業後にトラブルや疑問点が生じたときに速やかに対応していただけること」の2点を最も重要視しました。

スタッフ全員が業務に集中できる環境づくり

当院は、スタッフ全員がカルテの操作に不安やストレスを感じることなく、安心して開業初日から本来の業務に集中できるような環境を整えたいと考えています。

現在当院ではオープニングスタッフを募集中です（正式な募集開始は冬を予定しております）。
ご興味がある方は当院ホームページ内の採用ページをご覧ください。

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東広島市西条町助実の『西条すこやか内科』は、「日本一働いているスタッフが幸せなクリニック」を目指します！現在オープニングスタッフを募集しております！！

西条すこやか内科　
院長　奥本　穣（呼吸器専門医・総合内科専門医）